嫁さんから自分のクルマにもシートヒーターを付けてほしいと言われていたので、汎用シートヒーターを純正風に付けてみました。
嫁さんのクルマ(FIT3)
嫁さんのクルマは、FIT3(後期)HYBRID・S Honda SENSING(DAA-GP5)。
FIT3のシートヒーターは、グレードオプションで嫁さんのFITにはついていません。
ちなみにシートヒーターが付いているグレードは15XL Honda SENSINGのみ。
スイッチはこんな感じで、サイドブレーキ脇についています。
嫁さんのFITは小物入れになっています。
純正シートに汎用シートヒーターを埋め込んで、スイッチを純正に付け替えて、純正風に仕上げていこうと思います。
工程
工程が長いので2部構成。
今回は、クルマからシートを外して、汎用シートヒーターを取り付けるまでです。
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車内配線・取付編!嫁さんのクルマ(FIT3)に
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パーツ・工具購入
汎用シートヒーター
シートヒーターを選んだポイントは、スイッチの種類。
純正スイッチは、Hi-Off-Low なので、それと同じタイプのスイッチである点、運転席、助手席でスイッチが独立している点で選びました。
ホンダ(純正) シートヒータースイッチ
FIT3用のスイッチはオークションに出ていなかったので、GE系のスイッチ(ハーネス付き)を落札しました。
部品番号:M36580-1、M36580-2
運転席用、助手席用でリッドの取付位置が決まっているので、落札の際はご注意を。
ホンダ(純正) ヒーテッドシートスイッチリッド
スイッチリッドもオークションで見つからなかったので、こちらはディーラーにお願いしました。
部品番号:83407-T5A-N21ZA(236円(税込))
シートクリッププライヤー
シート本体とシートカバーをCクリップで留める専用プライヤーです。
シート取外し
シートカバーをめくるためには、シート本体をクルマから外さないとできません。
センターコンソール外せばできなくはなさそうですが、シートを外したほうが楽です。
step
1ヘッドレストを外す
クルマからシートを降ろすとき邪魔になるので、外しておきます。
step
2シートレールのボルトを外す
シートレール前部のボルトキャップと後部のシートレールカバーを外し、シートレールの取付ボルトを外します。
後ろ側のカバーは、矢印の開けば外れます。
4か所のボルトをソケットレンチで外せば、シートレールが外れます。
step
3ハーネスを外す
運転席側は、シートベルトセンサー、サイドエアバッグの2本、助手席は、シートベルトセンサー、サイドエアバッグ、着座センサーの3本が来ています。
左から、シートベルトセンサー、着座センサー、サイドエアバッグ。
サイドエアバッグは黒い部分を矢印の方向に引き上げながら、引っ張ればコネクターを外せます。
step
4シートを外す
シートレールの脚の部分を養生して、ぶつけないように車外に出します。
シートヒーター取付
寒いのでシートを室内に持ち込んで作業しました。
運転席座面
step
1サイドカバーを外す
シートカバーをめくるのにはサイドカバーを外さないと作業できません。
外側(ドア側)
リクライニングハンドルのカバーを外します。
ゴムハンマーで強めに叩くと外れます。
リクライニングハンドルカバーに隠れていたビス(1本)を外します。
サイドカバーとシート本体を留めているビスは実質この1本。
シートハイトアジャスターのキャップを外します。
ハンドル寄りのツメがかなりきついので、ドライバー使いました。
シートハイトアジャスターハンドルを留めてあるビス(2本)を外します。
サイドカバーを外す準備がこれで整いました。
背もたれとのヒンジ部分このあたりを強めに引くと外れます。
シート先端側にもごっつい留め具があるので、これも力任せに引けば外れます。
サイドカバーが外れ、やっとシートカバーにアクセスできるようになります。
内側(センターコンソール側)
外側と同じ要領で、このあたりを強く引けば外れます。
step
2シートカバーを外す
シートをひっくり返して、シートカバーを留めているフックを外します。
フックには返しがついているので、フックを起こしながら外します。
センターコンソール側のフック。
ドア側のをフックを外すとカバーがめくれます。
座面のウレタンに埋め込まれたワイヤーとシートカバーに取り付けてあるワイヤーがCクリップで留まっています。
ペンチやニッパでひねりながら外します。
座面のCクリップで留めてある箇所は全部で10か所あります。
step
3シートヒーターを加工する
シートヒーターは左右に電極があり、それを繋ぐように熱線が走っています。
取説にもあるように、電極を切らずに切抜くのはOK。
付属の保護シートを切り込みの入れたところに貼ります。
step
4座面にシートヒーターを取り付ける
シートヒーターの両面テープを剥がしながら、奥まで押し込み、ハーネスはセンターコンソール側の隙間から出しておきます。
シートカバー側の加工は、本来の取り付け穴まで切り込みを入れます。
シートカバー側のワイヤーをシートヒーターに開けた穴に通して、Cクリップで留めます。
ここで、シートクリッププライヤーの登場。
やりやすかった留め方は、シートクリッププライヤーにCクリップをセットして、シートカバー側のワイヤーに引っ掛け、押し込みながらシート側のワイヤーに引っ掛けてCクリップを留める。
実際にやってみて思いましたが、ほかの工具で代用はできないです。
挑戦する方はシートクリッププライヤーをご用意ください。
step
5シートカバーを戻す
逆の手順でシートカバーを戻せば、座面の作業は終了。
背もたれ
step
1サイドエアバッグのハーネスを外す
サイドエアバッグのケーブルを丸のところから抜いておきます。
これを抜いておかないと後ろに巻き込んであるシートカバーが前に抜けません。
step
2シートヒーターを加工する
若干長いので、カットして保護シートを貼ります。
step
3シートカバーを取り付ける
シートカバーの後ろに巻き込んである部分(赤く囲われたところ)を前に引きずり出して、隙間からシートヒーターを押し込みます。
ファスナーを開けておくと、シートカバーを前に出すとき多少楽になります。
Cクリップを外していないので、シートヒーターの両面テープが部分的にしか貼れていません。
ここら辺は素人クオリティってことで。(手抜きですww)
step
4シートカバーを戻す
逆の手順でカバーを戻して、サイドパネルを取り付けて終了。
最後にシートヒーターのケーブル2本を座面裏側にタイラップで緩めに留めて完成です。
助手席座面
助手席は、運転席側と工程は一緒ですが座面に着座センサーがあるので耐熱保護用にフエルトシートを貼っておきました。
今回はここまで
先人の方のブログを参考に手探りでやってるので、思いのほか時間がかかってしまいました。
次回後半戦は、スイッチの交換や配線周りになります。
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