贅沢な時間と至福のフレンチ
自宅からクルマで5、6分の距離にあるドメイヌ・ドゥ・ミクニ。
店名からもわかるように有名なフレンチシェフ三國清三氏がオーナーです。
せっかくご近所に越してきたので、一度は来たいと思っていた正統派フレンチレストラン。
ホワイトデーに予約して嫁さんとランチに行ってきました。
建物の北側(入口側)は、木々に覆われていて少しわかりずらいが、左右非対称な切妻大屋根のどっしりとした佇まいが美しい。
店内に入ると重厚なフローリング、高い天井、モダンな暖炉、庭を見渡せる大きな窓、凝った内装に目が奪われました。
しかし、メインダイニングが少し狭く違和感を感じたのですが、食後支配人からお話を伺って納得しました。
ドメイヌ・ドゥ・ミクニの建物は第二次世界大戦中の1941年竣工した「旧飯箸邸」を2007年に東京から軽井沢に移設したとのこと。
キッチンはレストランとしての改装をしたそうですが、それ以外は80年前の当時のままだそうです。
建物自体80年前の物というのも驚きですが、デザインも洗練されてこちらも驚かせられました。
そんな「旧飯箸邸」を設計されたのは、坂倉準三氏。
坂倉氏は、20世紀の建築界最大の巨匠ル・コルビジェの直弟子で戦後日本の建築界を牽引した人物のひとりだそうです。
狭く感じたメインダイニングですが、邸宅としてのリビングダイニングであれば十分な広さ。
納得です。
「地産地消」
そのアイスクリーム
フランス産キャビア添え
日向夏、タンポポのプランタンニエ
辛子酢味噌風味
そのブルギニヨン、トリュフ風味ソース
信州の豊かな自然の恵みと共に
フロマージュブランのクレームダンジュ
キウイとパパイヤ風味
宮城産・金柑のアイスクリーム
ミニャルディーズ
どの皿も美しく盛り付けられ、素材を生かすような優しい味付けでどれも目と舌で堪能することができました。
窓からの景色も料理に彩を添えていたのは言うまでもありません。
嫁さんが喜んでくれたのでよかった。
記念日にでもまた来たいものです。
ご馳走様でした。
食事のあとに
支配人のお話を伺うことができ、個室も拝見させていただけました。
こちらが、中2階の個室で、寝室として使われていた部屋だとか。
ロフトっぽい感じで、メインダイニングが見渡せます。
もう一部屋が、入口脇の個室で、床が変わったタイルで和室っぽい雰囲気を出していました。
店を後にする際、支配人から御影用水の歩道が散歩に最適ですよ。と勧められたので、行ってみましたが、
まだ風が冷たくて、ゆっくりとはいかなかったので、暖かくなったら来ようと思います。
店舗情報
店名 | Domaine de mikuni ドメィヌ・ドゥ・ミクニ |
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住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分字小田井道下46-13 |
予約・問い合わせ | 0267-46-3924 予約フォーム 問い合わせフォーム |
休日 | 不定休 冬期休業:1/16~2/15 |
営業時間 | ランチ:11:30~14:30 ディナー:17:30~21:00(LO) |
駐車場 | 2台 追分倶楽部駐車場6台 (徒歩2分) |
site | http://domaine-de-mikuni.com/ |